この記事では「タランタランタラン~鳴り響く音にのせて~」の全話ネタバレと、原作の韓国小説の最終回結末についてご紹介していきます。
「タランタランタラン~鳴り響く音にのせて~」はTamhada原作、作画Bandi・脚色Bisongの恋愛ファンタジー物語で、美しい奴隷ダオンと冷酷な●君エクサ―の織りなす壮大なストーリーが人気を博しています。
家族と別れ、たった一人で「絶対に生き抜く」ことを使命としたヒロイン・ダオンと、欲しいものは何でも手に入れてきたエクサ―。
正反対の二人が、どのような恋愛模様を繰り広げるのか目が離せません。
原作の韓国小説を基に、全話のネタバレから最終回の結末予測も行っていますので、気になる方は最後までお付き合いくださいね!
タランタランタランの全話ネタバレあらすじ
では早速、ネタバレありの全話の詳細なあらすじを解説していきたいと思います。
かなりがっつりネタバレなので注意!ネタバレ反対派はスルーしてね
タランタランタラン1話ネタバレ
家族と別れ、冬の森の中をはだしで逃げるダオン。
そんな彼女をオランク領主のドゥルベリー伯爵は優しく保護してくれますが、数年後に亡くなってしまいます。
そのころ、各地で力のある貴族たちが戦争を繰り広げていましたが、オランクだけはまるで時代から取り残されたかのように平和に暮らしていました。
ドゥルベリー伯爵の城は決して頑丈でも、兵が多いわけでもありませんでしたが、領民たちが何とか敵の侵攻を食い止めていたのです。
そんな領主不在の地オランクを征服しようとやってきたエクサ―。
「皆殺しにされたくなければ門を開けろ」と要求しますが、それに対しての回答は「NO」。
手紙の筆跡から女の字と判断したエクサ―は、今までの女とは違うと感じ、興味を持ちます。
タランタランタラン2話ネタバレ
ドゥルベリー伯爵が亡くなった後、残されたのは長男のエルビンと若い後妻、後妻の生んだ幼い次男の3人がいて、実権を握っているのは後妻です。
後妻はすぐに降伏するよう意見していましたが、それを引き留めたのはエルビンでした。
実はエルビンにアドバイスをしていたのはダオンで、ダオンには1ヵ月だけ耐えれば何とかなるという策があったのです。
そのことを知ったエクサ―は、後妻を標的に定め、甘言を駆使して場内に進入することに成功しました。
正体を隠し、奴隷を探すエクサ―は、ついに城壁に佇むダオンを見つけます。
タランタランタラン3話ネタバレ
場内をくまなく探すもダオンを見つけられないエクサ―ですが、偶然耳にした会話からダオンの居場所を知ることができました。
その言葉を頼りに、合図の音を無視して探し続けるエクサ―は、井戸の傍らに座り込む女性を見つけ、一目でダオンだとわかります。
一瞬の邂逅にもかかわらず、あまりの美しさと度胸に惹かれ、絶対に手に入れると決めたエクサ―。
水を求めるふりをしてダオンにキスをします。
タランタランタラン4話ネタバレ
突然の口付けに、怒るでも動揺するでもないダオン。
その冷静な姿にますます興味をそそられたエクサ―は本能のままキスしたことに動揺しつつも、ご機嫌に陣地へと帰っていきます。
そして後妻は城門を開ける条件を提示してきます。
その条件とは、血のつながらない長男エルビンを処刑すること、後妻の実子である次男が伯爵家を継ぎオランクの領主になることを認めることの二つ。
この条件を受け入れ、まんまと城内に入ったエクサ―は、着飾った後妻から歓迎を受けます。
後妻の真意を測りかねたエクサ―は、今までの女たちにしてきたように甘い言葉を囁き後妻の警戒を解きますが、内心はあまりの計算のなさにあきれるばかり。
ついには楽団の唄にまで文句をつけ始まます。
一気に緊張が高まる広間ですが、そんな中エクサ―はある提案をします。
この城に居るという春の女神のように美しい奴隷に会ってみたいものだ、と。
タランタランタラン5話ネタバレ
その奴隷とはダオンを意味すると察した後妻は明らかに不機嫌になり、従者も気を使い、大したことのない女と進言しますが、エクサ―は一喝します。
後妻はそれでも懲りずに「金持ちの男に媚びるだけの女」と、ダオンを貶めるようなことばかり口にします。
嫉妬心丸出しで男ならだれでもいい、外国の女だからもてはやされただけだという後妻に対し、冷酷な視線向けるエクサ―。
その迫力に押され、ついに後妻はダオンを連れてくることに同意します。
現れたダオンに一同は騒然。
それもそのはず、後妻の嫉妬で豚小屋にぶち込まれていたダオンは、全身が汚れひどい臭いを放っていました。
そのような状態にもかかわらず、堂々とふるまうダオンにますます興味をそそられ、心の揺れるさまを見たいと考えたエクサ―は、「今夜支配者としてお前を抱く」と言い放ちます。
後妻の同様に目もくれず、欲しいものを問われたダオンはエルビンの行方を問うと、すでにエルビンは処刑されていました。
続いて、「いつ後妻とその息子と始末するのか」と問います。
非常に聡明な問いをするダオンに対し、エクサ―も行動を起こします。
後妻と息子、ドゥルベリーの高官たちはエクサ―の部下たちの手によって処刑されてしまいました。
瞬きひとつしないでその場に立つダオンを見つめ「占領完了の書簡へのサインは明日にする。今夜は忙しくなりそうだ」と言い放つエクサ―。
欲しいものは必ず手に入れてきた●君のらしい発言です。
タランタランタラン6話ネタバレ
ダオンの悪口を言いつつ、身支度を整える使用人たち。
そんな悪意を向けられてもダオンは言い訳など一切せず、ただ黙ってエクサ―の部下に連れられて行きました。
途中の部屋で「香水をつけたい」とエクサ―の部下に伝え、部屋の鍵をかけることを提案して一人になることに成功します。
その隙に窓から逃げ出し、自分自身について回想するダオン。
この先もきっと落ち着くことなどできない、それでも母と交わした約束のために絶対に生き延びると、幸せや喜びを諦めて逃亡します。
一方、ダオンが逃げたことを知ったエクサ―は、腹心の助言も聞かずに必ず探し出すよう命令し、ますます執着を強めていきます。
タランタランタランの原作は韓国小説?
「タランタランタラン~鳴り響く音にのせて」は韓国小説が原作で、1巻完結となっています。
韓国のサイトでは販売されていますが、当然すべて韓国語で、日本語翻訳版は未発売となっています。
その代わり、漫画版は日本のみで配信されているので、漫画なら日本語で、小説は韓国語で読むしかないようです。
タランタランタランの最終回結末ネタバレ
「タランタランタラン~鳴り響く音にのせて」はほしいものは必ず手に入れてきた、女はモノとしか考えていないような●君エクサ―と、美しく気高い謎の多い美女ダオンとの恋愛模様が描かれていますが、単純な恋愛ストーリーとはいかないようです。
ダオンの生い立ちの秘密やエクサ―の(他の女性との)結婚、ダオンの記憶喪失などの様々な困難を乗り越えていく壮大なストーリーに、それぞれのキャラクターたちの成長も加わり、目が離せない展開となっています。
乱●で横柄な●君だったエクサ―は立派な支配者に、数奇な運命を背負ったダオンは高潔さを失わずに愛を知っていきます。
最後は二人で理想の国を築き、家族にも恵まれてやっと幸せを手に入れますが、ダオンは長年の苦労から健康上の問題も抱えていました。
二人で暮らし始めてから数10年後、ダオンは天に召され、後を追うようにエクサ―もその命を終えます。
しかし、これで二人の物語は終わりではありません。
二人の愛が築き上げた理想の世界は、平和な国となり子供たちに受け継がれていきました。
まとめ
「タランタランタラン~鳴り響く音にのせて~」のネタバレ有の全話解説と最終回結末はいかがでしたでしょうか?
タランタランタランと一見変わったタイトルは、ダオンとエクサ―の心の中の鐘の音を表しているのかと思うほど、二人が織りなすストーリーに夢中になってしまいます。
「タランタランタラン~鳴り響く音にのせて~」はネタバレを見ても最終回の結末を知っても、ヒロインの持っている気高さや、エクサ―のそれに対する執着は全話じっくり読み進めるほうがより理解できるかと思います。
また、最終回結末はあくまで小説版を参考にしました。
日本語漫画版ではまだ最終回までは掲載されていませんので、もしかしたら漫画オリジナルの結末を迎えるかも…?
今後も「タランタランタラン~鳴り響く音にのせて~」の展開に注目です。