『ミスペンドルトンの恋』は、英国の社交界を舞台に繰り広げられる大人のロマンス。
”売れ残り”と揶揄されながらも、仲人として社交界で名を馳せるローラ・ペンドルトンが主人公です。
そんな彼女のもとに現れたのは、理想の花婿・イアン・ダルトン。
彼が望んだのは、君を結婚相手にしたいという、まさかのプロポーズでした。
知性と皮肉が交錯する駆け引き系ラブストーリーであり、恋に臆病になった大人たちの再生とときめきを描く作品となっています。
自立した大人の女性のための胸キュンストーリーです!
- 『ミスペンドルトンの恋』のネタバレや最終回 結末考察
- 原作が韓国作品なのかの検証
本作は、Yu Hyeminさん(原作)・kkomakさん(作画)によって描かれたWebtoon作品。
現在はLINEマンガで連載中となっており、落ち着いた雰囲気の大人のラブストーリーが展開されています。
韓国の作家による原作ではあるものの、作品内の舞台設定やキャラ描写はイギリス・ロンドン社交界をベースにしている世界観が特徴です。
ふたりの間に芽生える感情と、揺れる恋の駆け引きを描いた『ミスペンドルトンの恋』。
結婚を仲介する立場にありながら、自らは売れ残りと呼ばれてしまうヒロイン・ローラ。
そんな彼女に、まさかのプロポーズをしてきた理想の紳士・イアン。
ネタバレを通して、最終回 結末でふたりがどんな決断を下すのか、ぜひ一緒に追っていきましょう。
ミスペンドルトンの恋は韓国が原作?
『ミスペンドルトンの恋』は、原作を韓国の作家・Yu Hyeminさんが手がける作品です。
作画はkkomakさんによるもので、いずれも韓国の作家陣によって制作されています。
そのため、「韓国発のWebtoon作品」である可能性が高いと考えられますが、もともと韓国語で小説連載されていたかどうかは明記されていません。
日本語版はLINEマンガでの連載となっており、Webtoon形式で描かれています。
舞台設定は19世紀イギリスの社交界、ヒロインのローラやイアンなどの登場人物の名前からも分かる通り、物語自体は古典的な西洋ロマンスをベースとしています。
そのため、「韓国が原作」と聞いて意外に感じる方も多いかもしれませんが、韓国のクリエイターが制作した海外風オリジナル作品という位置づけになります。
ミスペンドルトンの恋のネタバレ全話!
社交界でも有名な仲人として活躍するヒロイン・ローラ。
そんな彼女の前に現れたのは、理想の花婿と言われる資産家・イアン・ダルトン。
ここからは、『ミスペンドルトンの恋』のネタバレを1話ずつ丁寧にご紹介していきます。
胸キュンあり、葛藤ありの大人の恋物語をぜひ追体験してください。
ミスペンドルトンの恋あらすじネタバレ1話
物語の主人公・ローラ・ペンドルトンは、ロンドン社交界でも名の知れた仲人として活躍する29歳の独身女性。
これまで数多くの男女を引き合わせ、無事に結婚へと導いてきたプロ中のプロです。
ある日ローラは、ジェーン・ハイドという女性の相談を受けていました。
相談内容は、友人だと思っていた男性・ウィリアム・フェアファクスから突然プロポーズされて戸惑っているというもの。
話を聞いていた最中、なんとそのフェアファクス本人が後ろから現れ、ローラにある依頼を持ちかけてきます。
それは、自分の親戚であるイアン・ダルトンについての相談でした。
イアンは現在ロンドンに滞在中で、姉から素敵な淑女を紹介してほしいと頼まれているのだといいます。
ローラは依頼を引き受け、イアン・ダルトンに会うことになりました。
ローラの凛とした姿にまず惹かれますね。
ミスペンドルトンの恋あらすじネタバレ2話
紹介を依頼されたイアン・ダルトンは、ヨークシャー地方に広大な土地を持つホワイトフィールドの相続者。
わずか30歳にして敏腕の資産家として名を馳せる、まさにロンドン一の花婿候補です。
しかしローラは、結婚の意思がない人に人を紹介することに強い抵抗を感じていました。
それを察したフェアファクスは、紹介ではなくまずは友達として関わってみてほしいと柔らかく提案します。
その夜、ローラは自宅に戻り、寝室にいる祖母を見舞います。
今日執り行われた素晴らしい結婚式もあなたのおかげと労う祖母。
しかし祖母はふと、なぜあなたは他人の幸せばかり願って、自分の愛を探そうとしないのと問いかけます。
昔あなたを捨てた男性のことがまだ忘れられないのかと問う祖母に、ローラは言葉を返せず部屋を後にします。
ローラは過去に何かあったようです
その後、親友ジェーンの姉・ローズマリーから一通の手紙が届きます。
そこには、ジェーンがフェアファクスのプロポーズを断ったことで、母親が倒れ、ジェーン自身もふさぎ込んでいるという報告がありました。
ローラは心配してジェーンの屋敷を訪れますが、待っていたのは母親の激しい怒りと罵倒でした。
どんなに仲人として評価されようとも、独身であることを嘲笑される現実。
25歳で結婚を諦めて以来、覚悟を決めてきたローラでしたが、その胸には確かに売れ残りという言葉が突き刺さっていました。
ミスペンドルトンの恋あらすじネタバレ3話
ジェーンのもとを訪れたローラは、彼女の落ち込んだ様子を目の当たりにします。
ジェーンは次女であるため遺産の相続権がなく、父も他界。
結婚を逃した今、このままでは田舎に引っ越して貧しい生活を送ることになる……と涙ながらに語ります。
どうしてあのとき、フェアファクスのプロポーズを断ってしまったのか…
後悔の念をこぼすジェーンに対し、ローラは優しく手を差し伸べます。
ローラは、かつて自分がタイピストになろうとタイプライターを買い、練習していたことを打ち明けます。
タイピング技術さえ身につければ、どこでも働く場所はある。
そんな前向きな言葉に、ジェーンの表情にも少しずつ光が戻り始めるのでした。
“売れ残り”と揶揄されてもなお、誇り高く生きるローラが本当に素敵です。
それから1か月後。
社交界では、ついにイアン・ダルトンが姿を現します。
彼はフェアファクスと顔を合わせますが、華美な社交界の雰囲気に内心うんざりしている様子。
見た目や噂ばかりが先行するこの世界に馴染めないという理由で今まで全ての社交の場を断っていました。
そして迎えた舞踏会当日。
“イアン・ダルトンが現れるらしい”という噂が社交界を駆け巡り、会場には多くの令嬢や貴族たちが集まります。
その中でローラはふと、”まずは友達として出会ってほしい”というフェアファクスの言葉を思い出していました。
一体イアンはどんな人物なのか…
ローラの心が静かに揺れ始めます。
ミスペンドルトンの恋ネタバレ最終回結末!
『ミスペンドルトンの恋』は、仲人として多くの男女を結びつけてきた女性・ローラが、自身の恋に出会い、戸惑い、少しずつ心を開いていくという大人のロマンスが描かれた物語です。
ここでは、最終回結末がどうなるのかを考察します。
ローラとイアンの対等な愛が結ばれる可能性が高い
これまでのエピソードでは、ローラが理不尽な社会の声に傷つきながらも、自分の価値を見失わずに人を支える芯のある女性であることが描かれてきました。
そんな彼女に対し、イアンは華やかなだけの社交界には辟易していると感じており、中身のある女性を求めている様子。
つまりイアンは、ローラのような女性こそが理想のパートナーだと心のどこかで気づく展開が予想されます。
すれ違いや誤解を乗り越え、ローラが自分の幸せを選ぶ結末に
ローラはこれまで「人を結びつける役目」に徹してきた人物。
しかし祖母の言葉や、ジェーンの件を通じて、自分の人生を諦めたくないという気持ちが少しずつ芽生えていくと予想されます。
このままいけば、イアンに好意を寄せられても素直に受け止められず、私は恋をする資格なんてないと一度は距離を取ってしまうというすれ違いも起きそうですが、最終的には「もう一度、誰かに愛されてみたい」とローラ自身が思えるようになる展開が期待されます。
つまり、最終回では、ローラが「売れ残り」というレッテルを乗り越えて、イアンと対等な関係で結ばれる未来が描かれるのではないでしょうか。
ミスペンドルトンの恋は、自己肯定感と愛の再生の物語
この作品の魅力は、ただのロマンスにとどまらず、「過去に傷ついた女性が再び愛される勇気を持つ」というメッセージにあります。
ジェーンを励ましながら、自分自身の心も少しずつ解きほぐされていくローラ。
彼女がどんな風に愛と向き合い、どんな言葉で愛を受け入れていくのか──
きっと最終回では、それが丁寧に描かれるはずです。
結婚適齢期を過ぎた女性が“売れ残り”なんて言われるこの世界で、誰かを愛すること、自分を愛することの美しさを描く本作。
ラストには、イアンとの幸せな未来とともに、仲人ローラ自身の“本当の恋”が実るラストが待っていると信じたいですね。
彼女自身の幸せを見つける瞬間がきっと訪れる。そんな希望を抱かせてくれる作品ですね。
まとめ
今回は『ミスペンドルトンの恋』のネタバレと最終回 結末の考察をお届けしました。
ローラ・ペンドルトンは売れ残りと陰口をたたかれながらも、人の幸せをつなぐ仲人として懸命に生きてきた女性です。
そんな彼女がイアン・ダルトンと出会い、自分自身の愛と向き合っていく姿に、胸を打たれる読者も多いのではないでしょうか。
今後の展開が非常に楽しみな本作。
『ミスペンドルトンの恋』のネタバレや最終回 結末がどうなるのか、引き続き注目していきたいですね。
なお、本作の原作が韓国小説かどうかについては、原作担当のYu Hyemin氏が韓国の作家である可能性が高く、韓国作品由来の構成要素が見られるのも興味深いポイントです。
『ミスペンドルトンの恋』は、上質な大人の恋愛と再生の物語。
原作が韓国作品かどうかに関わらず、今後の展開に目が離せません!